監督になった35歳ルーニー、「選手はもう終わり」と決断か

現在イングランドの2部にあたるフットボールリーグ・チャンピオンシップで最下位に沈んでいるダービー・カウンティ。

今月初めにフィリップ・コクー前監督を解任し、選手兼コーチを務めているウェイン・ルーニーを実質的な暫定監督とした。ただ、彼はライセンスをまだ所有していないため名目上はリアム・ロシニアー氏を監督とし、ルーニーはコーチとなっている。

そして、先日アドバイザー兼テクニカルディレクターとして雇われたスティーヴ・マクラーレン氏は、彼との会談の末にルーニーへ現場の全権を任せることを決めたという。ただ、それによってルーニーは選手としての仕事を大幅に縮小することに同意し、今後ピッチ上でプレーすることを減らしていくことになるそうだ。

ダービー・カウンティはロシニアー&ルーニー体制となってからの2試合で連敗。ブリストル・シティに0-1、ミドルズブラに0-3と苦戦が続き、開幕からまだ1勝しかできていない状態だ。

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29日には同じく下位に沈んでいるウィコム・ワンダラーズとの対戦を控えているが、ここまでボランチとして出場してきたルーニー監督は、どうやら徐々に指揮に専念していくことになりそうだ。

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