「神の手」に複雑な思い

W杯で敗れた元イングランド代表

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1986年W杯メキシコ大会準々決勝のイングランド戦で、「神の手ゴール」を決めるアルゼンチンのマラドーナさん(中央)、GKがシルトンさん=メキシコ市(Bob Thomas Sports Photography提供・ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】サッカー元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナさんが25日に死去したことを受け、1986年ワールドカップ(W杯)メキシコ大会で「神の手」と「5人抜き」のゴールを決められた元イングランド代表選手が英メディアに当時の思いを語った。GKのシルトンさんは「対戦した中で最高の選手だった」と悼んだ。

 0―0の後半6分にゴール前の浮き球を競ったが、マラドーナさんに手で先にボールを触られた。反則が勝負の分岐点となり「試合後に謝罪もせず『神の手』と発言して悪い後味を残した」と複雑な思いを打ち明け、本人と一度も会うことはなかったという。