ナポリ、マラドーナを称え本拠地の名称変更へ デ・ラウレンティス会長「サン・パオロの名と組み合わせる」

ナポリは先日この世を去ったディエゴ・マラドーナに敬意を表し、本拠地サン・パオロのスタジアム名を変更すると明かした。

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マラドーナは全盛期だった1984年から1991年の7年間をナポリで過ごし、セリエAを2回、コッパ・イタリアやUEFAカップのタイトルを獲得。アルゼンチン代表でも好調ぶりを発揮して、1986FIFAメキシコワールドカップで優勝を果たした。ナポリのルイジ・デマジストリス市長やアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は26日、マラドーナの名誉を称えサン・パオロと名前を組み合わせた新名称をスタジアム名にすると発表している。

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「過去17年間、私は地元当局と協議を重ね“ディエゴ・アルマンド・マラドーナ”に名称変更を求めてきた。伝統を守る為には“サン・パオロ”と“マラドーナ”の両方をつける必要があるだろう。10日〜15日以内に、正式に完了させる予定だ。これほど迅速なプロセスとなるのは、私たちの強い願望を妨げるものは何もないからだ。ファンの帰還と共にマラドーナの名を冠したいと思う」。

ナポリが本拠地にマラドーナの名を冠する※写真 Alessandro Sabattini

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