保護11人中10人は自宅出産

19年度の赤ちゃんポスト、熊本

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熊本市役所で開かれた専門部会の会合=27日午前

 熊本市は27日、親が育てられない乳幼児を匿名でも受け入れる慈恵病院(同市)の「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)で2019年度に保護した11人について、親の居住地や母子の年齢などを公表した。母子に危険があるとされる自宅出産は10人、不明は1人。利用の主な理由には、生活困窮や養育拒否、不倫などが挙がった。

 市の専門部会の報告書によると、11人にはポスト外の病院敷地に置かれていた事例があり、病院側に捜索方法や連絡体制をマニュアルに明記するよう求めた。

 母親の年齢は10~40代が9人、不明が2人。既婚(婚姻中)が5人、未婚が4人、不明2人だった。