移籍先が決まってさらなる飛躍が期待される徳重聡

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来年1月16日に事実上の解散となる石原プロモーションに所属している俳優の徳重聡が、翌1月17日から、向井理や波瑠らが所属するホリ・エージェンシーに移籍することを各スポーツ紙が報じた。

各紙によると、移籍のきっかけとなったのは向井の存在。徳重は07年の映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」で向井と共演し、放送中のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」にも、ともに出演していることで縁を感じたのだとか。今月18日にホリ・エージェンシーの社長と面談し、移籍が内定したという。

徳重は00年、オーディション「21世紀の石原裕次郎を探せ!」で応募者5万2005人の中からグランプリに選ばれて石原プロ入り。デビュー当時はさわやかなイメージで売っていた。

「裕次郎さんの“看板”が重くのしかかり、石原プロ伝統の“硬派キャラ”でいまいちブレイクしきれなかった。11年に主演したテレビ朝日系ドラマ『Dr.伊良部一郎』で主人公の注射マニアの精神科医役を演じてから少しずつ役の幅を広げていった」(芸能記者)

そして、2018年放送のTBS系ドラマ「下町ロケット」ではクセの強いエンジニア役を好演し高い評価を受けることになった。

「石原プロの解散が決まったが、徳重は先輩の舘ひろしと行動をともにするものと思われていた。しかし、ほかの事務所への移籍が決定。舘にもしっかり筋を通しての移籍だと思われるが、移籍先でさらに飛躍することになりそうだ」(テレビ局関係者)

大河には長谷川博己演じる明智光秀の重臣・藤田伝吾役で出演中。亡くなった三浦春馬さんの主演映画「天外者」(12月11日公開)では、幕末の薩摩藩における事実上の最高権力者として君臨した島津久光を演じている。

プライベートでは15年2月に高校時代の同級生との結婚を発表。翌年5月に第1子の女児の誕生を公表した。

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