「桃鉄」とタイアップしたデジタルスタンプラリー JR東日本仙台、盛岡、秋田支社

桃鉄風にデザインしたラリーマップ 画像:JR東日本

JR東日本東北エリアの仙台、盛岡、秋田の3支社は2020年11月20日から2021年2月28日まで、「桃太郎電鉄」とタイアップしたデジタルスタンプラリーを実施している。ゲームライターのさくまあきらさん、ゲームメーカーのコナミデジタルエンターテインメントの協力を得て、11月19日にニンテンドースイッチ版が発売されたばかりの人気鉄道ゲームと本物の鉄道がコラボする。

ラリー名は「JR東日本×桃太郎電鉄~昭和 平成 令和も定番!~スタンプラリーin東北」。鉄道事業者の定番利用促進策となった、スマートフォンの位置情報機能を利用して東北の旅に誘う。3支社は、コロナ禍が拡大傾向を示す中、非接触のデジタルラリーに三密回避の効果を期待する。

デジタルスタンプが設置されるのは、新青森、八戸(以上青森県)、仙台、白石蔵王(宮城県)、福島、郡山(福島県)など東北6県各県4駅ずつの合計24駅。

QRコードで専用サイトにマイページを開設してゲームスタート。対象駅にはスタンプパネルが用意され、QRコードを読み取って押印する。特製デジタルスタンプには、各駅の名産品や観光地をあしらう。

登録者全員にオリジナル壁紙をプレゼント。特定県のスタンプを全駅集める〝単県制覇〟で、名前入りデジタル賞状を進呈。24駅すべてを制覇すると、賞状のほかオリジナルグッズとびゅう商品券セットがもらえる抽選会参加の権利が得られる。

期間中の2020年12月4日は東北新幹線全通10周年の記念日で、同日から12月13日までの10日間、八戸、七戸十和田、新青森の青森県内の新幹線3駅で10周年記念ロゴデザインの特別スタンプを進呈する。2021年1~2月には設置駅のいずれかで、期間限定シークレットスタンプを配布し、〝桃鉄ファン〟の心をくすぐる。

文:上里夏生

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