コロナ禍で減収減益の12球団を悩ます〝新ルール〟 選手は例年以上の「銭闘モード」

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想定外?の事態が…

【デスクと記者のナイショ話】

遊軍記者 各球団で契約更改交渉がスタートしていますが、どこの球団フロントも頭を抱えているようです。

デスク 今年は新型コロナ禍のため総じて減収減益だから、大盤振る舞いは期待できんわな。

記者 どの球団も数十億円の赤字が出ているようですね。ただ、今年から始まった選手会との取り決めの方が頭痛の種になっているようです。

デスク というと?

記者 選手会からの申し出により、交渉前の球団から選手本人への年俸の増減に関する事前通達が今までの交渉日3日前から5日前に変更になったんです。これがクセ者のようで…。

デスク 交渉日まで余裕があるのは選手にとってメリットだよな。

記者 確かに球団の考えを知った上で交渉材料を集めるのはいいことなんですが、その分、考え過ぎてしまう選手が続出しているんです。

デスク 年俸アップの作戦とか?

記者 いえ、他の選手が球団からどう評価されているのかまで気になって、選手同士で「俺はダウン提示だった」「あいつはアップらしい」などと、提示金額に関する噂話が球団をまたいで横行しているようなんです。

デスク それぞれ生活がかかっているからな。俺が選手でも同じことをするよ。

記者 宮崎では若手選手がフェニックス・リーグを戦っていますが、12月頭から契約交渉が始まる若手は事前通達がすでに始まっていて、頭の中が「¥マーク」になっている選手も多いようで。

デスク そりゃあ、野球どころじゃないな。

記者 僕も冬のボーナスのことで頭の中がいっぱいで…。

デスク お前は余計なことを考えていないで、次の現場に行ってくれ!