関西大学、コロナで経済的に困窮する学生を「100円夕食」で支援

関西大学は2020年11月16日より、千里山キャンパス凛風館2階食堂にて「100円夕食」の取り組みを実施している。

関西大学では、学生に対する食育環境の充実を目的に、2018年から「100円朝食」を実施し、それ以降もさまざまな支援を行ってきた。今回の取り組みは、コロナ禍で経済的に困窮する学生を支援するもので、教育後援会などの支援と大学生協の協力を得て実施している。

「100円夕食」のメニューは日替わりで、ハンバーグやアジフライなどをメインに副菜として里芋やチンゲン菜などの野菜をバランスよく取り入れている。また、ライスは環境にこだわった滋賀産コシヒカリを使用している。まずは1日100食限定で、テイクアウト可能な弁当タイプで販売を開始した。販売初日は、長蛇の列が形成され配布開始わずか5分で完売となった。

この取り組みは2020年度の秋学期授業期間において実施する予定で、他キャンパスでも類似のサービスを開始する。学生たちの反応も見ながら、終了後もさらなる支援を検討していくという。

参考:

【関西大学】朝だけじゃない!ALL関大で学生を“食”で支援!「がっつり100円夕食」を開始(PDF)

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