『オレイス』現代版桃太郎は二重人格の殺人鬼!ストーリーにNON STYLE石田明「衝撃的な話やな」

ABEMAが、「ABEMA SPECIALチャンネル」にて、俳優育成オーディションバトル『主役の椅子はオレの椅子~主役決定戦~』(以下『オレイス』)第11話を、2020年11月25日(水)夜10時より配信した。

『オレイス』は、数々の人気オリジナルドラマ作品などを手掛ける「ABEMA」と、ミュージカル『テニスの王子様』をはじめとした2.5次元ミュージカルを数多く手掛ける「ネルケプランニング」が初めてタッグを組み、本気で臨む俳優育成オーディションバトル番組だ。若手俳優にチャンスを与え、【夢を持って未来を掴んでほしい】という想いの元、制作が決定した本番組は、19人の若手俳優たちがサバイバル共同生活をしながら、舞台の主役の座を勝ち取るために、人生をかけてオーディションに挑む。

勝ち残った栄えある10人は、番組内でサバイバル合宿にも登場する丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)が演出を手がけるオリジナル作品の舞台への出演権が与えられる。さらに、映画化も決定しており、見事主演を勝ち取った者には、『20世紀少年』『SPEC』『トリック』シリーズなど、日本を代表する作品を手掛けてきた堤幸彦が監督を務める映画への主演権も与えられる。

熾烈極めるオーディションバトルでは、すでに8人の俳優たちが脱落。内7人は裏方にまわるなど、これまで以上に白熱したバトルが繰り広げられている。

■いよいよ最終審査!若手俳優が舞台の出演権をかけて「現代版桃太郎」の創作劇に挑む

11月25日(水)の配信回では、現在勝ち残っている11人の候補生たちによる最終審査「現代版桃太郎」の上映に先駆けて、中間審査が行われた様子をお届けした。参加者たちは、「劇団鹿殺し」所属の演出家・丸尾丸一郎の「桃太郎の話の筋を使って大胆に現代風にアレンジしてくれ」という言葉をきっかけに、3チームに分かれて桃太郎の物語を現代風にアレンジした約15分間の演劇を上演することに。審査の対象にはならないものの、人数が足りなければサポートメンバーの出演も可能というルールのもと、それぞれのチームが脚本や美術、演出に至るまで、全て自分達で創りあげる創作劇に挑んだ。これまでの成績をもとに、総合ランキング1位の園村将司率いる、飛葉大樹、曽田陵介、志茂星哉、松江大樹、新美直己のAチーム、総合ランキング2位の三浦海里率いる、河島樹来、森田力斗、中三川歳輝、谷津翼、相馬理のBチーム、総合ランキング3位の髙橋祐理、松井遥己、久保雅樹、清水田龍、中塚智、西原健太のCチームに振り分けられた参加者たちは、それぞれ独自の設定で現代版桃太郎を作り上げる。

そして行われた中間発表。本番を翌日に控えた参加者たちが現時点での劇を披露すると、Aチームは「いじめられっ子の鬼といじめっ子の桃太郎」という設定で、園村が鬼を演じ飛葉が桃太郎を演じた。終了後、丸尾は「良い要素がふんだんにあり、とても面白い発想が色々あるなと思います。物語の筋も分かりやすく、簡潔でよくなる要素がすごくある」と物語の設定を称賛。その一方で、鬼の声を演じた曽田に対し「感情が基本的に弱すぎる」と言及すると、他の参加者に対しても「みんな声が小さすぎる。声が届かないと俳優としては意味がない。人に伝えてこその仕事だから」とアドバイスの言葉をかけた。そしてCチームは、「新人劇団員の桃太郎が心を開き仲間と打ち解けていく」という設定のもと、桃太郎を髙橋、キジを松井、団長を久保、サルを清水田が演じた。そして、Cチームの劇を見終えた丸尾は、第一声に「このチームの良さは1番元気があるところ」とコメント。その上で良さをうまく生かしきれなかったCチームに対し、「もっと生かしてほしいな。もっと笑えて楽しげに、もっともっと笑かしてほしい!」と要望を語った。

■現代版桃太郎は二重人格の殺人鬼!?衝撃ストーリーにNON STYLE石田明「衝撃的な話やな…」

そして、この日最も注目を集めたのは「桃太郎と鬼が同一人物で次々に人を殺していく」という衝撃的ストーリーを作り上げたBチーム。桃太郎役の森田が狂ったようにサルやイヌを殺していく想像を絶するストーリー展開に、NON STYLEの石田明が「すごい衝撃的な話やな…」とつぶやくと、これに同調するように他のMC陣も「ヤバイ…」と驚愕の表情を見せる。そして、最後は鬼役・三浦の含み笑顔で舞台の幕を閉じると、丸尾は「面白くなる要素はある気がします」とコメントしつつ、「ただすごく演技が裏滑ってる感じがする。根拠のない演技というか、全員が“ぽい”演技をしている感じがしてそこが勿体ない。全員に対してバックボーンがないんだよ。そこは台本でどこまで描けるか分からないけど、少なくとも役者としては根拠を持たないといけない。なぜ森田と三浦は二重人格になってしまったのか?そういった根拠をはっきり自分の中で持たないといけない」と演じる上で大切なポイントをアドバイスした。また、その後に行われた演技指導では、「刺したりするシーンがあるからすごく危険な劇。めちゃくちゃリアリティーを求められる。これが嘘になっちゃうとやってる事全部が嘘になっちゃう。だから殺人シーンがある劇って生半可な気持ちでやらない方がいい。それがなあなあだから、全体的に舞台に集中力がない。こんなに人が死ぬんだったら、絶対にリアリティーを持たないと劇としてやらない方がいい。人が死ぬっていうのを扱うのはそういうことだから」と、殺人シーンがある劇の難しさに言及した。

▽『主役の椅子はオレの椅子』ビデオ限定

【#11】Last Day…オレ達の本気「最高の舞台を作りたい」

▽『主役の椅子はオレの椅子』公式TikTok

https://www.tiktok.com/@oreisu.official

また番組では、最終審査に向けて熾烈を極めるオーディションバトルをさらに盛り上げるべく、12月23日(水)の最終回を緊急生配信する事が決定。さらに現在は、最終審査に大きく影響する2つの視聴者投票企画を実施している。ABEMA公式Twitterで投稿される、毎週残っているメンバーに関する画像や動画をRTすることで投票が完了する「RT(リツイート)バトル」と、番組特設投票フォームで1人につき何度でも投票することができる「投票バトル」で実施されているこの視聴者投票企画は、現在総投票数が1,176,774票(11月24日時点)を突破。こちらは「ABEMA」史上最高ペースの投票数となっている

■『主役の椅子はオレの椅子』#12 「最後の脱落者に全員号泣…舞台に立つ10名が決まる」

配信日程:2020年 12月2日(水)夜10時~

配信チャンネル:ABEMA SPECIALチャンネル

▼現在勝ち残っているオーディション出演者12名(※五十音順)

河島樹来、久保雅樹、清水田龍、曽田陵介、園村将司、髙橋祐理、中三川歳輝、飛葉大樹、松井遥己、三浦海里、森田力斗、谷津翼

*提供画像(C)AbemaTV,Inc.

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