万博運営組織と連携協定 ハウステンボス、会場運営ノウハウ提供

 ハウステンボス(HTB、佐世保市)は27日、大阪・関西万博の運営を担う官民組織「2025年日本国際博覧会協会」と事業連携協定を結んだ。HTBが持つ会場運営などのノウハウを万博に生かす狙い。
 同協会とテーマパークの協定締結はユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)を運営するユー・エス・ジェイに続き2例目。今回、同協会がHTBに連携を要請した。
 万博は2025年4月から10月にかけ、大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で開催。約2800万人の来場を想定している。HTBは、円滑な会場運営や来場者へのサービス向上を実現するために必要なノウハウを提供する。
 HTBは「一大イベントなので一緒に盛り上げていければ。安心して来場していただける会場づくりに貢献したい」としている。

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