プログレを再びクールした男、スティーヴン・ウィルソンが6作目のソロアルバム発売決定

これまで4度グラミー賞にノミネートされた経歴を持ち、プログレッシヴ・ロックのリヴァイヴァルに火を点けた英バンドのポーキュパイン・ツリーの中心人物でありながら、プロデューサーやオーディオ・エンジニアとしても活動しているスティーヴン・ウィルソンの6枚目のソロ作『THE FUTURE BITES』が2021年1月29日にリリースされることが発表。先行シングル「12 THINGS I FORGOT」が公開となった。

2017年にリリースしたスティーヴン・ウィルソンのソロ・アルバム『To The Bone』は、全英3位を獲得し、12か国のチャートのTop10に入り、3夜ソールドアウトさせたロイヤル・アルバート・ホールでの公演を含む、33ヵ国において全145公演を成功させた。

当初、2020年にリリース予定だった6枚目のソロ・アルバムは、改めて2021年1月29日にリリースされることが発表となった。今回先行公開となった「12 THINGS I FORGOT」は、これまでリリースされてきた「PERSONAL SHOPPER」「EMINENT SLEAZE」、そして「KING GHOST」に続く4枚目のシングルであり、プロデューサーには、スティーヴン・ウィルソン本人の他、キーン、Everything Everything、Bat for Lashesを手掛けたデヴィッド・コステンも携わっている。

スティーヴン・ウィルソン Photo by Andrew Hobbs

スティーヴン・ウィルソンは、6枚目のソロ作『THE FUTURE BITES』についてこう語っている。

「2021年、人々の人生は、もはや政治家ではなく、我々の消費の仕方や行動をアルゴリズムで計算する人々によってに左右される時代になると気づきました。ある日、ホテルのバーで、その業界の人と話す機会があって、人がネットショッピングで残す足跡を分析し、それを購入に繋げているということを聴き、“あぁ、それが現代のビジネスなんだ”と気づかされたんです。それが今作のプロジェクトに取り掛かるきっかけとなったんです」

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スティーヴン・ウィルソン『THE FUTURE BITES』
2021年1月29日発売

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