事務所選びが大成功だった勝地涼

(C)2020「アンダードッグ」製作委員会

俳優の森山未來、北村匠海、勝地涼らが28日、都内で行われた映画「アンダードッグ」の公開記念舞台あいさつに出席した。

タイトルの「アンダードッグ」は、ボクシング界では「かませ犬」を意味する言葉。勝地はテレビ番組の企画でボクシングに挑戦する芸人を演じている。

各スポーツ紙などによると、勝地は「(パンチを)受ける練習だったり、大振りで外したり。泣くくらい体力を付けました」と振り返った。 

芸人役とあって、「ネタをやらなきゃいけないプレッシャーはありました。ト書きに『ネタをやる(面白くない)』としか書いてなかったんです」とボヤいたという。

母親の経営する生花店でドラマの撮影があり見学をしていたところ、事務所の先輩にあたる女優の瀬戸朝香の当時の担当マネジャーにスカウトされ現在の事務所に所属することになった。

2000年に俳優デビューを果たし、2005年には映画「亡国のイージス」で「第29回日本アカデミー賞」の新人賞を受賞。物語の鍵を握る青年役を演じるために、自衛隊へ体験入隊や真冬の海に入るなど過酷なロケに挑戦した。

その後、数々の映像作品に出演。脇役が多かったが、着実に演技力を磨きあげた。

13年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」には、「前髪クネ男」ことTOSHIYA役で出演。わずか1回のみの出演にもかかわらず、強烈なインパクトを残した。

15年にはクドカンこと脚本家の宮藤官九郎のプロデュースにより、「勝 勝次郎」の名義でCDデビューを果たしている。

「もともと、小学6年の時にジャニーズ事務所のオーディションを受けるも受からなかった。ジャニーズに入っていれば、世に出ることがないままで終わっていたかもしれない。それに加え、今の事務所は勝地が入った当時、俳優の売れっ子がいなかったこともあって大切に育てられた。事務所選びは大正解」(芸能記者)

プライベートでは18年7月に元AKB48の前田敦子と結婚。翌年3月に第1子の長男が誕生した。

(C)2020「アンダードッグ」製作委員会

●『アンダードッグ』作品情報

▪劇場版「アンダードッグ」 2020年 11月27日(金)前編、後編同時公開

▪配信版「アンダードッグ」 2021年1月1日(金)ABEMAプレミアムにて配信

出演:森山未來、北村匠海、勝地涼、瀧内公美、熊谷真実、水川あさみ、冨手麻妙、萩原みのり、風間杜夫、柄本明 ほか

監督:武正晴 「全裸監督」、『百円の恋』 原作・脚本:足立紳 『百円の恋』、『喜劇 愛妻物語』音楽:海田庄吾 『百円の恋』、『喜劇 愛妻物語』

主題歌:石崎ひゅーい「Flowers」(Sony Music Labels Inc.)

企画・プロデュース:東映ビデオ 制作プロダクション:スタジオブルー  配給:東映ビデオ 製作:ABEMA 東映ビデオ 

公式HP:underdog-movie.jp 公式Twitter:@Movie_UNDERDOG  #アンダードッグ ⓒ2020「アンダードッグ」製作委員会

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