ロンブー淳 与野党の対立ばかり煽る報道に疑問「もったいないですよね」

28日放送の『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、野党が批判以外の活動もしていると聞き、与野党が協力していることも伝えて欲しいと訴えた。

番組では、立憲民主党所属の辻元清美衆議院議員がゲストとして登場し、現在の新型コロナウィルスの問題や、桜を見る会などの問題を語った。

その際、淳が与党と野党も国民のことを思っているのなら「歩み寄る展開はないのかと?」質問した。すると辻元氏は「それはあるんです、テレビなんかで報道されているのは対立しているところがニュースになるから、そこが報道される」と説明した。

辻元氏は具体例について、豪雨被害など水害で半壊、もしくは全壊した家への支援策や、コロナ禍でのタクシーやバスなどのインフラを担う業種を支援する「交通政策基本法」などの話を出し「超党派で改正をしたりね(している)」とコメントした。

すると淳は「進んでいるんですね! そこの部分はメディアにやっぱでてこないから、『野党って文句ばっかり言ってる!』みたいなことが報じられるから、そこもったいないですよね」と報道が政権批判に比重を置きすぎていると指摘。辻元氏も「そこすごくね、なんかね私はずっと伝えて欲しいなって」と心境を語った。

他にも辻元氏は、党の枠にとらわれない、超党派での協力について「子供たちが地域で貧困、特にシングルマザーとかですね。非正規の女性が多くて、雇い止めになったりして子供たちの食事ができないとか、そういう子供食堂とかを含めて、NPOを支援していくような法律、『NPO法』って実はこれ私が作った法律なんですけど(笑)」と自身が提案した議員立法の話を出し「これ、全党一致で作った法律なんですよ」と明かした。

淳も、この事実があまり伝えられていないことを疑問に思ったらしく「それですよね、辻元さんの力でそこの公報、力入れるというのはできないんですか?」と質問したが、辻元氏は「したいけどね、なんか私はいつも追求女みたいに思われてね」と苦笑したのだった。

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