新型コロナ、沖縄県の病床占有率は最高警戒水準 3連休に拡大か

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 県は28日、90代の3人を含む78人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者が70人を超えたのは26日に続いて週2回目。入院者は203人となって286の病床の71.0%を占め、病床占有率は警戒レベル判断指標で最高の第4段階「感染蔓延(まんえん)期」に達した。

 県新型コロナウイルス感染症対策本部総括情報部の阿波連貴夫主幹は「発症日を見ると3連休中に感染が広がった可能性がある。市中感染が広がっていると思われる」とし、一層の感染拡大防止の徹底を呼び掛けた。

 判断指標は病床占有率のほか、入院や宿泊療養、自宅療養を含めた療養者数が396人、直近1週間の新規感染者数合計が281人で、それぞれ「蔓延期」となっている。

 新規感染者の推定感染経路は確定例の接触者が40人で、家族内が14人、会食が10人、高齢者施設内が4人、友人・知人が3人、職場が1人、調査中が8人だった。残る38人の感染経路は調査中。

 入院調整中は前日の33人から倍増して62人となった。宿泊療養施設は56人が利用している。本島、離島を含めて370室あるが、運用に必要な看護師数などの制約で全室は利用できず、退室者と入れ替わりに入室できる状況だ。阿波連主幹は「医療機関の入院調整も厳しくなっている」と認識を示した。

 米軍関係は嘉手納基地で5人の新規感染が確認され累計で492人となった。