真っ白な独のパン・シュトレン クリスマスの訪れ告げる

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シュトレンに粉砂糖をまぶす島貫有加さん=松江市末次町、パンタグラフ

 クリスマス前に食べるドイツ発祥の菓子パン「シュトレン」の製造が松江市内のパン店で始まった。重みのある表面には、雪に見立てた粉砂糖がまぶされ、冬の訪れを告げている。

 ドイツ語で「坑道」を意味するシュトレンは、生地にドライフルーツやナッツを練り込んで焼き上げて砂糖をまぶしたパン。ドイツでは、クリスマス4週前の日曜から祝いの準備期間に入り、少しずつ切り分けて食べる習慣がある。

 松江市末次町のパンタグラフは、このほど販売を始めた。長さ18センチの固めのパンにレーズンやオレンジピール、くるみ、アーモンドを入れ、長期保存するために高温のバターにくぐらせて粉砂糖をまぶす。

 今季は300本作る予定で、取締役の島貫有加さん(42)は「今年の締めくくりにおいしいパンを食べてほっこりしてほしい」と話す。1本2160円。