【新型コロナ詳報】千葉県内75人感染判明 佐倉市の保育園でクラスター 男子大学生が酸素投与

©株式会社千葉日報社

千葉日報社

 千葉県内で29日、75人の新型コロナウイルス感染が判明した。八街市の20代男子大学生が酸素投与するなど男女4人が中等症だった。県は、佐倉市の保育園でクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。

 県によると、クラスターが認定されたのは佐倉市山王の認可保育園「さくら敬愛保育園」。既に保育士1人を含む職員2人の感染が分かっていた。

 新たに陽性となったのは保育士1人を含む60代~70代の女性職員3人。2人と給食やおやつの時間を過ごすなど濃厚接触が疑われる職員10人と園児12人を検査して判明した。園児はいずれも陰性。同園には職員32人と園児68人が所属しており、県は健康観察を行う。

 柏市によると、クラスターが発生した柏市豊四季台の認定こども園「くるみこども園」では新たに女性保育士1人の感染が分かり、同園の感染者は計10人になった。

 県全体で少なくとも4人の中等症が確認された。基礎疾患のある八街市の男子大学生は酸素投与を受けている。東京都内の大学に在籍しているが、オンラインで授業を受けており、感染経路は不明。ほかには船橋市の50代男性ら2人が酸素投与を受け、市川市の70代男性は肺炎と診断された。

 家族内での感染も目立った。妻が既に感染していた松戸市の50代男性は、同居する20代の娘や10歳未満の孫とともに感染が判明。男性の経営する店の20代男性アルバイトも陽性だった。県内公立中学校の40代女性教員=酒々井町=も新たに感染し、家族の感染者は4人となった。千葉市では29日までに計3人が感染した2家族が新たに確認された。

 千葉市によると、市内でクラスターの起きた東京情報大学(若葉区)の野球部と特別養護老人ホーム「清和園」(同区)での新たな感染判明はなかったが、現在も検査を進めている。

 居住地別では、柏市が17人、船橋市、松戸市が各11人、千葉市が10人、市川市、流山市が各4人、佐倉市、酒々井町が各3人、習志野市、鎌ケ谷市、野田市、四街道市、八街市、香取市、大網白里市が各1人。県外が5人。