平和への思い オンラインで意見交換

青少年ピースフォーラム

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平和について意見を交わす参加者=長崎市平野町、市平和会館

 全国の青少年が被爆の実相を学び、平和の尊さを考える青少年ピースフォーラムが28日、オンライン上で開かれ、被爆地長崎のほか東京、京都などから約30人が参加し、意見交換や被爆体験講話を通して平和への思いを共有した。
 長崎平和推進協会が長崎市の委託を受けて開催。例年は8月に約500人が長崎を訪れ学びを深めているが、今年は新型コロナウイルスの影響でオンラインに切り替えた。
 同協会の青少年ピースボランティアが進行役を務め、それぞれが考える平和や、自分たちにできることについて意見交換。「会員制交流サイト(SNS)で発信する」「SDGs(持続可能な開発目標)の視点で平和活動に取り組む」「若者も政治に参加する」など、活発に議論した。
 同ボランティアの三宅杏風さん(19)=五島市=は「被爆した方々の気持ちを想像するだけでも、心がえぐられる思い。継承のため、若者が率先して活動しないといけない」と語った。
 講話では、爆心地から700メートルの長崎医科大付属病院(当時)で被爆した池田道明さん(81)=西彼長与町=が「戦争がなければ原爆も落とされなかった。どうか戦争だけはしないで」と訴え、平和への思いを託した。