常盤貴子、水川あさみ、松本穂香、森七菜が華やかに登場!第12回TAMA映画賞授賞式

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11月29日(日)、第12回TAMA映画賞授賞式が東京・府中市の「府中の森芸術劇場 どりーむホール」で行われ、常盤貴子、細田善彦、福山雅治、濱田岳、水川あさみ、宮沢氷魚、松本穂香、森七菜などの俳優陣、岩井俊二、城定秀夫、ふくだももこといった監督陣が登壇した。

再び感染拡大が心配されるコロナ禍での開催で、アクリル板に囲まれた中での授賞式となったが、登壇者は華やかな装いで現れた。

最優秀新進女優賞を受賞した森七菜は、イエローのワンピースで

「ラストレター」「青くて痛くて脆い」「地獄少女」「最初の晩餐」に出演し、その堂々たる演技が評価され、最優秀新進女優賞を受賞した森七菜は、イエローのレーシーなワンピースで登場。腕の透け感が大人っぽい雰囲気だ。

森七菜

飛び鳥を落とす勢いで活躍する森は今後の抱負を聞かれると、「今年は皆さんに驚いてもらうことが多かった1年だったと思っていて。それは、この賞をいただけたこともそうですし、初めて映画やドラマの主演をやらせていただいたりしたことも…。それで私を初めて知って「ハテナ?」と思った方もいらっしゃったと思います。『なんだこの小娘は、いきなり現れて』って。来年は、『?』を『!』に変えられるような…「だから(この子なの)か!」と思ってもらえるような、それに努める一年にしたいと思います」と、力強く話した。

最優秀新進女優賞を受賞した松本穂香は、白ワンピ&黒のピンヒール

続いて、同じく最優秀新進女優賞を受賞した松本穂香。「君が世界のはじまり」「わたしは光をにぎっている」「酔うと化け物になる父がつらい」「his」「青くて痛くて脆い」と出演作が目白押しの松本は、白のワンピースに、黒のピンヒールというシンプル&シックな装いでステージへ。

松本穂香

今回、松本が主演した「君が世界のはじまり」を手掛けたふくだももこ監督も、同作で最優秀新進監督賞を受賞しており、2人が掛け合う場面もあった。ふくだ監督は、前作「おいしい家族」でも松本を主演に配していることから、自身にとって松本はどんな女優か、との質問が。

すると、「単純に好きなんですよね、松本穂香ちゃんのことが。すごく芯が強くて、声がよくて、度胸もあって、でも、それを見せないんだけど、芝居したらわかるという最高の俳優です」と絶賛。

一方の松本は、「(そういうことを)日頃からいつも言ってくれる。『とにかく好きだ』と言ってくれていますし、映画を通して見ても、みんなの撮り方だとか一つひとつに愛情を感じるんです。これからも頑張りますので、よろしくお願いいたします」と頭を下げると、監督も「ぜひよろしくお願いします。ずっと一緒にやっていきたい」と応え、相思相愛ぶりを見せた。

左から)ふくだももこ監督、松本穂香

最優秀女優賞に輝いた水川あさみは、デコルテを見せたブラックドレスで

最優秀女優賞に輝いたのは、「喜劇 愛妻物語」「グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇」「ミッドナイトスワン」に出演した水川あさみ。デコルテが開いたブラックのドレスが美しさを引き立てていた。

水川あさみ

水川は、スピーチで「主演女優賞をいただいたのは、今回が初めてで、飛び上がるほどうれしかったです。この『喜劇 愛妻物語』のチカという役が私の手元に来たくれたとき、運命的なものを感じました。『絶対にこの役を私がやりたい』と心から強く思って。そんな役でこの賞をいただけたというのは、とてもうれしいです。これからも映画に携わっていける役者になっていけたらいいな、と思っております」と熱く語った。

出演作が最優秀作品賞を受賞の常盤貴子は、グレーのパンツスーツで颯爽と

そして、「ラストレター」とともに、最優秀作品賞に輝いたのは、今年4月に逝去した巨匠・大林宣彦監督の遺作となった「海辺の映画館-キネマの玉手箱」。

大林監督の妻でプロデューサーの大林恭子、同じくプロデューサーの奥山和由、キャストの厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦、吉田玲とともに登壇したのが、常盤貴子だ。

主要キャストでありながら、若手の厚木らをサポートしたり、大林プロデューサーを気遣ったりと、自身もプロデューサーのような振る舞いを見せていた常盤。グレーのパンツスーツにピンヒールのパンプスという、マニッシュなスタイルがキマッていた。

常盤貴子

大林監督との思い出を聞かれると、「こういう場を与えられたときに監督はいつも段取りを無視するというのが(記憶に)残っています(笑)。それをたくさん経験させていただいている大林チルドレンとしては、段取りを無視させていただきます」と宣言。

コロナの影響で、「海辺の映画館―キネマの玉手箱」の舞台挨拶ができずにいたが、それが、公開にこぎつけられたのには、厚木ら4人のキャストの頑張りがあったという。

「この4人は、一昨年の夏に(体調不良となった)監督の分身となって頑張って、頑張って、撮影を続けてくれました。そのおかげで、『キネマの玉手箱』は、映画という旅をすることができたと思う。なので、きっと監督もこの場にいらしたらそう言ってくださるんじゃないかな、と思って、皆さんにお願いがあります。この4人に皆さまから大きな拍手をいただけないでしょうか」とリクエスト。

会場から大きな拍手が起こると、常盤は笑みをもらし「ありがとうございます!私からはそれだけです」と感謝を述べた。