沖縄で新たに47人が感染 1人死亡 高齢者の感染割合が増加【11月30日朝】

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 県は29日、新たに10歳未満から90代の47人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち13人が70歳以上で、高齢者の感染の割合が高まってきている。新型コロナに感染し治療を続けていた浦添市の80代男性1人が死亡し、累計の死亡者は69人となった。玉城デニー知事のPCR検査の結果は公表されなかった。

 70歳以上の高齢者の感染が増加していることについて、県の糸数公保健衛生統括監は「これ以上広がらないように検査をして、感染症対策をそれぞれの施設で行う」と強調した。28日に開かれた専門家会議でも、介護施設の検査方法が議論になったといい、今後の対策に組み入れていくとした。

 高齢者が新型コロナに感染すると重症化しやすく、県は警戒を呼び掛けている。県の警戒レベル判断指標で重症者用病床占有率は29.4%だった。30%を超えると第3段階の「感染流行期」となり、医療体制のさらなる逼迫(ひっぱく)が懸念される。

 新型コロナ病床だけでなく一般病床も空きがなくなってきており、一部では90%以上が埋まっている医療施設もあるという。糸数統括監は一般病床の逼迫状況についても「今後公表していきたい」とした。