MotoGP:予選最速のファビオ・クアルタラロがBMW・M・アワードを受賞。副賞としてBMW M2 CSが贈呈

 MotoGPのオフィシャルカーを提供しているBMW・M社は、BMW・M・アワードの授賞式を行い、2020年シーズンの予選最速だったファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)にBMW M2 CSを贈呈した。

 1999年からチャンピオンシップのオフィシャルスポンサーとして、オフィシャルカーを供給するBMMの研究開発部門であるBMW・M社は、2003年から予選最速者を決定するBMW・M・アワードをスタートさせた。

 BMW・M・アワードは、予選の順位でチャンピオンシップポイントと同じく1~15位に25~1ポイントが与えられ、シーズンを通してポイントを一番多く獲得した年間予選最速ライダーに与えられる賞であり、勝者にBMWの自動車が提供されている。

 近年ではマルク・マルケスがMotoGPクラスに昇格した2013年から7年連続でBMW・M・アワードを獲得していたが、2020年はクアルタラロが初めて受賞した。

 4度のポールポジションを獲得し、225ポイントを稼いだクアルタラロには、BMW・M社から副賞としてBMW M2 CSが贈呈された。

2020MotoGP:BMW・M・アワードを受賞したファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)

 クアルタラロは「なんてクレイジーでエキサイティングなシーズンなんだろう。BMW・M・アワードのレースで優勝できたことを嬉しく思っている」とコメントした。

「BMW・M社が長年にわたり、予選でのパフォーマンスをこの特別賞で認めてくれたことは素晴らしいことだ。このような評価に感謝している。新しいBMW M2 CSに乗って走ることが本当に楽しみだ。まるでレーシングカーのように見えて、とても楽しいことは間違いない。BMW・M社に心から感謝している」

2020MotoGP:BMW・M・アワードの副賞『BMW M2 CS』に乗るファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)

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