琉球料理研究家・渡口初美さん死去 元那覇市議・知事選にも出馬 85歳

 琉球料理研究家で元那覇市議の渡口初美さんが26日午前1時6分、肺炎のため那覇市内の病院で死去した。85歳。葬儀は29日に家族のみで執り行った。

 1935年1月、本部町生まれ。父は戦後沖縄初の映画館「アーニー・パイル国際劇場」を開館し、後に那覇市議会議長なども務めた実業家の高良一さん(故人)。渡口さんは那覇市内で琉球料理研究所「まんがん」を経営する傍ら、2018年9月の県知事選に出馬した。

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