王貞治氏が二刀流・大谷を語る「いずれはバッター一本になった方がいいんじゃないか」

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王貞治氏

巨人OBで今季は球団のアドバイザーを務めたウォーレン・クロマティ氏(67)のユーチューブチャンネル「クロマティチャンネル」で23日に配信された「【神回いよいよ完結】世界の王貞治から溢れる野球愛、そしてクロマティへのメッセージ(後編)」が話題を呼んでいる。出演したソフトバンクの王貞治球団会長が(80)が、エンゼルスの大谷翔平投手(26)の打者専念を改めて提言したからだ。

王会長はクロマティ氏から大谷についての意見を求められると「メジャーリーグに行っても、どっちを取ったらいいかと比較されるくらいピッチャーとしても、バッターとしても活躍しているってことはホントに素晴らしいと思うんですよ。今まで、この50年くらいの中でそんな話題になった人はいないと思う」と称賛した。

2018年に右ヒジのトミー・ジョン手術を受けた大谷は二刀流復活が期待された今季、2試合に登板後、右ヒジ付近を故障していることが判明。打者に専念してシーズンを終えた。米メディアでは再び二刀流論争が巻き起こり、「打者に専念すべき」が大勢を占めている。

王会長は「僕は、彼が長く野球選手としてやるためには、バッターとしてね、やはりやった方が野球界も楽しめるし、彼自身の選手寿命も延びると思うんだね。ピッチャーだとどうしても、今現在もそうなように、肩とかヒジとかね、故障するでしょ」と持論を述べた。

ただ、すぐに“一刀”にすべきとは考えていない。「投げられるうちは投げてもいいと思うけれど、いずれはバッター一本になった方がいいんじゃないかと思います」

王会長は19年1月に日本記者クラブでの会見でも「大谷君は打者に専念した方がいい」と話したが、決断時期や二刀流の評価などには踏み込まなかった。

大谷は来季の二刀流復活に意欲を示しており、ミナシアン新GMも継続に前向きだ。どうなるか。