北海道のコロナ対策延長受け、札幌市外の受験自粛を継続…英検協会

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北海道でのIELTSの対応

日本英語検定協会(英検協会)は2020年11月27日、札幌市の新型コロナウイルス感染症集中対策期間延長を受け、「IELTS」「英検S-CBT」「英検CBT」試験の北海道地区の対応を公表した。試験は予定通り開催するが、札幌会場では札幌市外からの受験自粛を求める。ただし、大学入試などで受験が必須な人には自粛を要請しない。

北海道では、新型コロナウイルス感染拡大を受け、11月17日~27日を集中対策期間とし、不要不急の外出自粛、札幌市と道内他地域との往来の自粛などを要請。11月26日には、集中対策期間を12月11日まで延長することを発表している。

英検協会は、11月18日に北海道の集中対策期間を受け、「前提として、北海道の受験者の安全を最優先に考え、原則、北海道の要請に従う」とする見解を発表している。今回、北海道の集中対策期間延長の発表を受け、北海道地区で期間中に開催する各種試験について「期限終了の12月11日まで、11月18日に発表した内容を継続する」との考えを明らかにした。

北海道地区では、11月28日に「IELTS」の試験を札幌市、11月29日および12月6日に「英検S-CBT」「英検CBT」の試験を札幌市、旭川市、函館市で予定しているが、試験はいずれも予定通りに開催する。ただし、札幌会場での受験は、札幌市の受験者に限定。移動を伴う、札幌市外からの受験者は原則、受験を自粛するよう求める。

旭川会場と函館会場については、旭川市と函館市の受験者に限定せず、各市外の受験者も予定通り受験可能。ただし、札幌市内の受験者で旭川会場、函館会場のいずれかで受験予定の受験者については原則、受験の自粛を求める。

自粛の対象となる受験者には、英検協会から個別でも連絡する。今回の受験自粛の対象となった受験者に対しては、道内の感染者数が減少し、自粛要請が解かれたあと、再試験などの対応を検討しているという。

その一方で、「IELTS」「英検S-CBT」「英検CBT」の各試験は広く大学入試に活用され、この時期の試験成績が出願資格などにも反映されることを重要視し、受験自粛の対象者であっても大学受験を控える受験生にとっては、試験の受験が必要事項であると判断。対象者でも受験が必須である人については、受験自粛の要請を行わないことにする。

受験の際は、全国の各試験会場同様にヘルスチェックを行ったうえで、体調に問題ない場合のみ受験してほしいとしている。

奥山直美