新解釈の話題作で主要キャストに抜てきされた高橋努

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俳優の大泉洋が主演する映画「新解釈・三国志」が12月11日から公開される。

同映画は、西暦200年ごろの中国・後漢の時代に魏、呉、蜀の3国が覇権をめぐって群雄割拠した歴史を描いた「三國志」を題材に、蜀の武将・劉備(大泉)を主人公に置き、福田雄一監督が新解釈で描いたストーリー。

俳優で歌手の福山雅治が主題歌「革命」と歌うことも話題になった。

日本でも知られている三國志だが、劉備といえば、家臣の関羽・張飛と生死を共にすることを誓った「桃園の誓い」が名場面の1つ。気になる関羽役には橋本さとし、張飛役には高橋努が抜てきされた。

高橋は高校の同級生で親友だった、俳優のきたろうの息子に誘われて、3人芝居のコントをしたのが役者を目指すきっかけ。04年の日本テレビ系ドラマ「愛情イッポン!」で俳優デビューを果たしたが、しばらく俳優業だけでは食えない日々が続いていたという。

「以前、本人がインタビューで語ったところによると、25歳で本格的に役者をやろうと決めたが、バイトをしながらその日暮らしの生活が続いていたのだとか。05年に蜷川幸雄さんの舞台に出演した際、蜷川さんから『お前はバイトばっかりやっているからフリーターみたいな顔しているんだよ』とか言われ納得。バイトをやめて俳優業にまい進したというだけに、蜷川さんは大恩人」(演劇業界関係者)

小栗旬、綾野剛らと同じ事務所に所属。数多くの映像作品に出演しているが、特に映画では作業着を着る役柄を演じることが多く、こわもての刑事や体育会系の兄貴分などビジュアルを生かしたキャラクターのある役柄を演じることが多い。

主宰する演劇チーム「渋谷ハチ公前」では作・演出も担当。

経験豊富な高橋がどんな張飛像を演じるのかが注目される。

参考

https://twitter.com/new_sangokushi/status/1321632848852312064

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