飯塚・嘉穂劇場の運営団体解散へ

大衆演劇の殿堂、コロナ禍経営難

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国登録有形文化財「嘉穂劇場」の外観

 江戸時代の歌舞伎様式を伝え、大衆演劇の殿堂とも呼ばれる福岡県飯塚市の国登録有形文化財「嘉穂劇場」を運営する認定NPO法人が30日、理事会を開き、解散することを決めた。新型コロナウイルスなどによる経営難が原因。来年も既に約20件の利用予約があり、引き継ぎ先が決まるまではNPOが運営を続ける。

 嘉穂劇場は1931年に開場。NPOによると、建物の改修や設備入れ替えに多額の費用がかかる上、新型コロナの影響で公演や見学がキャンセルされ集客に苦慮。飯塚市に存続の在り方を相談しており、新たな運営主体が決まり次第、正式な解散手続きを進める。

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