三浦翔平、春馬さんの「熱量を目に焼き付けて欲しい」

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目に涙をため、前を見つめる三浦翔平

三浦翔平、西川貴教、森永悠希、森川葵、蓮佛美沙子、筒井真理子、田中光敏監督が30日、都内で、映画『天外者』(田中光敏監督、12月11日公開)の完成披露試写会に臨んだ。三浦春馬さんとは公私ともに仲が良かった三浦翔平は「どうか彼の熱量を必死に生きた五代友厚の役柄の熱量を目に焼き付けて欲しい」と伝えた。

五代友厚の人生を壮大な青春群像劇として描く。五代友厚は、今年7月に亡くなった三浦春馬さん演じ、五代を取り巻く盟友・坂本龍馬を三浦翔平、龍馬と共に現れ、後に三菱財閥を築く岩崎弥太郎を西川貴教、初代内閣総理大臣となる伊藤博文の若かりし頃を森永悠希、五代の繊細さや優しさを引き出した、遊女はる役に森川葵、五代の志のよき理解者=妻・豊子を蓮佛美沙子、五代の母・やすを筒井真理子が演じる。

三浦春馬さんとは生前公私ともに仲が良かった三浦翔平は目に涙をため、時折、天井を見上げながら、撮影を振り返った。「いろんな先輩たちが演じてきたなかでどうしたら僕の色を出せるか考えた。三浦春馬君がいたからこそできた龍馬だと思います」と噛みしめた。

印象に残っているシーンは、五代友厚、坂本龍馬、岩崎弥太郎、伊藤博文とすき焼きを食べるシーン。三浦翔平は「やっぱり、弥太郎と、利助(伊藤博文)、才助(五代友厚)、龍馬とすき焼き食べるシーンがものすごく楽しかった。本当に腹の底から笑顔になれるシーンでした」

西川によると、結構食べていたようで、監督も「そろえた肉がほとんどなくなっていた。良い肉用意したんですけどね」と笑った。三浦も「朝一でね。お腹減っててね」と相槌ち。監督は「凄く息が合っていて、テンションは良い感じでした」と振り返った。

筒井真理子は、これまでに何度も三浦の母役を演じ「いつも寄ってきてくれて…」と涙をためた。また、高校の同級生だった蓮佛美沙子も涙をため「今回は夫婦役で、嬉しかった」。

最後の挨拶で三浦翔平は大きく息を吐き出し、天井を見上げ「僕ら全員は色んな思いを抱えてこの場に立っています。やっと皆さんにお披露目できていることが嬉しいです。きっといろんな感情を受け取ると思いますが、どうか彼の熱量を、必死に生きた五代友厚の役柄の熱量を目に焼き付けて欲しい」と呼びかけた。