LINEで部下に「あなたの未来はない」「終わったね」 相模原市、パワハラ職員を戒告

相模原市役所

 神奈川県相模原市は30日、無料通信アプリLINE(ライン)を使って、部下の職員に暴言を送信するパワーハラスメント行為があったとして、総務局の男性参事(54)を戒告の懲戒処分とした。

 市によると、男性参事は10月中旬の深夜から翌日未明、当時所属していた部署の職員個人に「あなたの未来はないです」「終わったね」などと送信。職員全員あてにも「おまえらホントにふざけてんだろ」など、計30件ほどのメッセージを送っていた。男性参事は当時所属長で、懇親会で酒を飲んだ後の帰り道などで送信していた。

 また、昨年11月に市有林の立木を伐採する際、誤って隣接する私有林の伐採を指示していた津久井地域経済課の男性副主幹(59)ら2人を戒告処分とした。

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