ICT夢コンテスト2020 藤田教諭(西陵高)最優秀

コロナ禍 遠隔演奏の映像公開

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受賞の知らせに喜ぶ吹奏楽部1、2年生メンバーと藤田教諭(後列左から3人目)=諫早市多良見町、西陵高

 教育に情報通信技術(ICT)を活用する事例を審査する「ICT夢コンテスト2020」で、長崎県立西陵高吹奏楽部の顧問、藤田毅教諭(50)が最優秀賞にあたる文部科学大臣賞(地域)に輝いた。
 同賞は学校教育の中での取り組みを評価する学校部門と、地域との連携を評価する地域部門がある。西陵高吹奏楽部はコロナ禍の中で、卒業生も参加して遠隔演奏をし、また学校外の施設を使い無観客で演奏会をした。ともに演奏の映像を公開し、そうした取り組みが学校を中心に遠くは海外まで広がりを見せた活動として評価された。
 コンテストは、一般社団法人日本教育情報化振興会の主催で、ICTを活用して次世代を担う子どもを育むことが目的。今年は全国から306件の応募があり、32件が入賞した。
 友納るい部長(17)は「部員全員ですごいと拍手し喜んだ。私たちの活動を支えてくれる人たちや、地域の皆さんへの恩返しになったらうれしい」と話した。
 藤田教諭は「受賞は、休校などで部活動が制限された中でも頑張った生徒たちの力」と笑顔で話した。表彰式は来年3月、東京で実施される予定。