10年間で100施設新設 サンウェルズ、パーキンソン病専用老人ホーム

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 介護福祉施設運営のサンウェルズ(金沢市)は来年1月、パーキンソン病患者の利用に特化した住宅型有料老人ホーム「PDハウス」を神奈川県相模原市に開業する。パーキンソン病は患者の受け皿が足りていないのが現状で、来春には大阪府吹田市にも設け、今後10年間で100施設を新設する計画だ。

 PDはパーキンソン病(disease)の略で、生活レベルの低下を防ぐために必要なリハビリを1日最大6回受けられる。24時間体制の看護の提供や、主な症状の一つである足のすくみを起こりにくくするための工夫を施す。

 同社は2015年6月、白山市にPDハウスを設けたのを皮切りに、福岡県や北海道で現在計5施設(計208床)を運営している。新設する相模原市では50床、吹田市は60床を用意する。

 同社によると、パーキンソン病に特化した施設はほかにはない。パーキンソン病は神経難病の中でも患者数が多い疾患の一つで、同社調べでは全国で約16万人の患者がいる。担当者は「病院のように介護施設も専門分野に特化することは重要。利用者の症状に最適なサービスやケアを提供していきたい」と話した。