10月の失業率、3.1%に悪化

雇用にコロナの影響続く

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東京都品川区のハローワークで、就職相談の順番を待つ人たち=8月

 総務省が1日発表した10月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0.1ポイント上昇の3.1%で、2カ月ぶりに悪化した。完全失業者数は前年同月比51万人増の215万人で、9カ月連続の増加。新型コロナウイルスの感染拡大による雇用情勢への影響が依然、続いている。

 厚生労働省が同日発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.04倍で、前月から0.01ポイント上昇。2019年4月以来、1年6カ月ぶりの改善となった。感染拡大で採用を控えていた企業の一部が、夏の「第2波」後にいったん状況が落ち着いたのを受け、採用活動を再開したとみられる。