プロ野球巨人ドラフト1位 平内投手が新人王へ意気込み 出身の兵庫・明石市訪問で決意

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表敬訪問で抱負を語る平内龍太投手=明石市役所

 プロ野球の巨人にドラフト1位で入団が決まった兵庫県明石市出身の平内(へいない)龍太投手(22)=亜細亜大4年=が30日、明石市役所に泉房穂市長を表敬訪問した。プロ野球選手は物心がついた時からの夢だったという平内投手。「直球中心のスタイルにはこだわり、新人王を目指したい」と意気込みを語った。(長沢伸一)

 平内投手は元プロ野球選手の伯父、永井智浩さん(明石市出身、現ソフトバンク編成育成本部長)の影響で、錦が丘小学校2年から地元の軟式野球チーム「魚住フェニックス」で野球を始めた。

 魚住東中学校の野球部ではエースとして活躍。3年時の市中学校野球大会の1、2回戦では連続ノーヒットノーランを達成した。

 神戸国際大付属高校(神戸市垂水区)では甲子園出場は果たせなかったが、本格派右腕として注目を集めた。亜細亜大に進学後、185センチ、90キロの体格から繰り出される最速156キロの直球を武器に東都大学リーグで活躍。10月のドラフト会議で巨人から1位指名を受けた。

 泉市長によると、平内投手は遠縁に当たるといい、実家近くに住んでいた平内投手の祖母から野球での活躍ぶりは耳にしていたという。泉市長はかつて明石がキャンプ地だった巨人とのゆかりに触れ、「平内投手は明石の宝。心から応援したい」とエールを送った。

 平内投手は現在、プロ入りに向けて体づくりのトレーニングに日々励んでいる。「プロに入っても直球にはこだわりたい。1年間けがをせずにプレーできるようにしっかり準備をして臨む」と表情を引き締めた。目標としてプロ野球ソフトバンクで活躍し、通算勝率7割超えを達成した斉藤和巳投手を挙げた。

 同席した母の恵三(えみ)さん(43)は「負けず嫌いで、子どもの時からの夢に向かって努力していた。今までお世話になった人の前で恩返しをして、愛される選手になってほしい」と話した。