きょうから師走 シクラメン出荷ピーク 三浦園芸

シクラメンの出荷が最盛期を迎えたビニールハウス=長崎市早坂

 きょうから師走。クリスマスやお歳暮の贈答用植物として人気のシクラメンの出荷が長崎市北浦町の三浦園芸(三浦憲二社長)でピークを迎えている。
 ビニールハウス8棟(計66アール)で、赤や白、ピンク、紫など色鮮やかなシクラメン約2万5000鉢を栽培。発色やつや、花持ちがいいのが特長という。30日は、従業員が朝から花を箱に詰めたり、トラックに運んだりするなど、てきぱきと作業していた。
 出荷は12月22日まで続き、九州、四国の市場に送られる。北浦町に隣接する早坂町の直売所でも販売している。三浦僚さん(28)は「栽培方法を工夫し、今年もいいシクラメンができた。部屋に置いていると元気になる。大切に育ててほしい」と話した。

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