林遣都と奈緒が語る「姉ちゃんの恋人」。今夜第6話! 10分間の観覧車シーンは必見

有村架純主演のフジテレビ系連続ドラマ「姉ちゃんの恋人」(火曜午後9:00=)。12月1日放送・第6話では、安達桃子(有村)の様子を心配する和輝(髙橋海人)ら3人の弟たち、叔父の菊雄(光石研)、さらには市原日南子(小池栄子)ら職場のメンバーなど、桃子の周囲の人々がそれぞれの思いを胸に行動を起こす姿が描かれる。

本作は、ハロウィーンからクリスマスにかけて、女手一つで弟3人を養う“肝っ玉姉ちゃん”と個性豊かな登場人物たちが繰り広げる、恋と家族愛の物語。有村にとって約2年ぶりの民放連続ドラマ主演作で、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」の脚本家・岡田惠和氏と6度目のタッグとなる。

第5話では、桃子から告白された吉岡真人(林遣都)が、自分の過去について告白。「俺は君みたいなすてきな人と付き合ったりできるような人間じゃないんだ」と、かつて恋人を守るために起こした傷害事件で服役していたこと、それがきっかけに両親は教師を辞め、父親が自殺したことを明かした。桃子と出会ったことで始まった楽しい日々に自ら終止符を打とうとする真人は「そんな人間なんです。君みたいな人と絶対関わっちゃいけないような…」と言うが、桃子は真人を強く抱きしめた。

過去の出来事や本心が明らかになるにつれ、より深みのある人物像が浮き彫りとなる真人。そんな“ワケあり男子”を演じてきた林が、第6話の放送を前に作品や撮影現場について語った。

これまでの撮影を「撮影現場には常に温かい空気が流れています。第6話の観覧車もそうですが、岡田さんが役者、現場スタッフに課すハードルの高いシーンの数々を、撮影現場のみんなが絶対的な信頼の下、一つ一つ大事に乗り越えてきたという印象です」と振り返り、「真人は桃子の笑顔によって形成されてきました。周りの登場人物を最大限に輝かせる力を持った有村さん、常に愛情を持って接してくれる現場スタッフの皆さん、そして真人を生み出してくださった岡田さんに、心から感謝しています」と心境を語る。

また「約3カ月の撮影もいよいよ大詰めを迎えています。物語も佳境に入り、第6話は登場人物たちにとって重大な局面となります。これまで大切にこのドラマをご覧いただいている方々や、まだご覧になってない方は配信で見ていただければ間に合いますので、岡田さんがぐ壮大なテーマ、希望に満ちあふれたメッセージが届くといいなと思っています。きっと心に残り続ける作品になると思います。ぜひ、見届けていただければと思います」とメッセージを寄せている。

一方、桃子にとって、幼なじみの親友・浜野みゆき(奈緒)は、家族にも職場の仲間にも言えない悩みを打ち明けられる大事な存在だ。恋や仕事について、コンビニ前で繰り広げられる親友同士ならではのガールズトークは、岡田氏ならではのリアルな会話劇が凝縮されたシーンで、毎回見るものを楽しませてくれる。

そんな2人のシーンについて、奈緒は「すごく居心地がよいですね。有村さんとのコンビニ前のシーンは、まるで自分が地元にいた時に友達と過ごしたような、すごく懐かしくて落ち着く空気感でお芝居をご一緒させていただいています。気付けば2人同じタイミングで笑っていたり、『やっぱり友達っていいな』と思いながら、お芝居をさせていただいています」と、有村との相性のよさをうかがわせる。

気兼ねなく意見を言い合える桃子とみゆきの関係性に関しては、「自分と重ね合わせる部分もあって、『友達としてこういう言葉をかけられるのはすごい』と参考にしたいところや、『自分も誰かにとってこういう友達でありたい』って思います」と、キャラクターからも影響を受けていることを明かす。

桃子から真人とのやりとりについて報告されたみゆきは涙目で怒り始め、桃子からの「応援してくれる?」という問いに対し、「しない」と即答。予想外の返答に驚いた表情の桃子に対して語る、親友だからこその思いとは? また、依然として熱烈なアプローチをかけられている和輝との関係を言い出せないままのみゆきは、“肝っ玉姉ちゃん”桃子という最大の壁を前に、自分の恋を成就させていくのか? 恋と友情とで揺れるみゆきにも注目だ。

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