生徒の読解力向上へ 西大村中教諭ら研修

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草野さん(左)の話を聞く教諭ら=大村市立西大村中

 本年度から「NIE(教育に新聞を)」の実践指定校となった大村市松並1丁目の市立西大村中(本多修司校長、520人)は11月27日、生徒らへの指導力を高めようと「『読解力検定』研修会」を開いた。教諭ら約30人が参加し、活水中高非常勤講師でNIEアドバイザーの草野十四朗さん(65)の講演に耳を傾けた。
 同校は「読解力の育成」をテーマに、教育現場で新聞を活用して校内検定を実施する。長崎新聞ジュニア版「メクル」で、新聞記事から問題を作成する「新聞ワークシート」を担当する草野さんに指導を仰いだ。
 草野さんは、読解力には文章を理解して評価し熟考する総合的学力と、根拠を示して説明する個別的認知能力の2種類があると説明。「両者は包含関係にある。総合的学力を目標としながら、個別的認知能力への対応を組み込んでいく」よう促した。教諭らが試作した検定問題も例に挙げながら作成のポイントを述べた。
 国語科の若杉雅子教諭は「読解力も細かく分かれていると学んだ。その視点を意識すると、文章の読み方や問題の作り方も変わってくる」と話した。