イタリア、今年のクリスマス支出は前年比18%減の見込み=調査

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[ミラノ 30日 ロイター] - イタリアの業界団体Confcommercioが30日に公表した調査によると、今年の国内のクリスマスプレゼントのための支出は昨年を18%下回る見通しだ。新型コロナウイルス感染拡大による店舗閉鎖や集会規制に加え、所得も直撃を受けているためという。

調査は買い物客1438人に実施。その結果、クリスマスプレゼントのための支出は73億ユーロ(87億ドル)と、昨年の89億ユーロから減少する見込み。

クリスマスツリーの下に置くプレゼントを買うと答えた回答者の割合は全体の74%で、昨年の87%から低下。また、極めて慎ましいクリスマスを予想している回答者が10人中約9人に達した。

財とサービスに対する12月の消費支出(家賃、水道・電気・ガス、医薬品、燃料を除く)は、通常は年間で最大となるが、調査によると今年は前年比10%減少して730億ユーロになるとみられている。昨年12月は810億ユーロだった。

調査をまとめたマリアノ・ベッラ氏は、回答者の3分の2が移動規制と社会的な行事やパーティーがないことを支出減の理由に挙げ、残りが収入減への不安感を示したと説明した。

しかし同氏は、感染第1波でより厳格なロックダウン(都市封鎖)が実施された4月に小売部門の支出が60%減少したのに比べれば、12月の支出減の見通しはまだ好ましいとの見方を示した。

同氏はロイターに、「回復の兆候が見られる」と述べ、上半期にイタリア人の貯蓄が800億ユーロ増加したとのデータに言及した。