新潟市西区の介護施設「ケアポートすなやま」関係者で新たに新型コロナウイルス感染患者を2人確認

新潟市保健衛生部の野島晶子部長

新潟市は1日13時30分、西区の介護施設「ケアポートすなやま」関係者で市内196例目、197例目となる新型コロナウイルス感染症患者が確認されたと発表した。

新潟市は「ケアポートすなやま」の入所者と職員に1週間に1度ほどの定期的なPCR検査を行っており、2人はこれまでの検査では陰性だったものの、11月30日ににPCR検査を実施した際に陽性が判明した。196例目は80歳代の入所者の女性で、症状は無症状。197例目は施設職員の40歳代女性で、現在は喉の痛みなどの症状がある。濃厚接触者は、197例目患者の家族2人。

今回で「ケアポートすなやま」関連の感染者は63人。この内職員の感染者が7人で、入所者の感染者は56人となった。

また、11月23日と25日に判明した患者についての行動歴も発表した。

188例目、東区在住の20歳代女性は、11月17日に喉の痛みを感じ、19日に37度台の発熱と咳の症状が現れたため、翌20日にCA医療機関を受診。その日の夜に味覚・嗅覚の低下が確認された。21日に医療機関を再受診しPCR検査を実施、翌23日に陽性が判明した。

189例目、中央区在住の50歳代の女性は、22日に37度台の発熱、翌23日にPCR検査を実施し陽性が判明した。24日には市内の協力病院へ入院している。

195例目、「ケアポートすなやま」職員の50歳代の女性は、20日に発熱、24日にPCR検査を実施して25日に陽性が判明し、同日中に市内の協力病院へ入院。

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