佐川急便が鳥取県大山町で貨客混載の検証開始 デマンドバスで荷物も運ぶ

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佐川急便株式会社(以下、佐川急便)と鳥取県大山町(以下、大山町)は、貨客混載事業を展開することに合意し、11月24日から大山町が運行するデマンドバス「スマイル大山号」を活用した宅配事業の試験運行を開始した。今回の事業が鳥取県内で初めての貨客混載運行となる。

[2020/12/1 更新]見出しとURLに表記した町名に誤りがあり、更新いたしました。関係各所ならびに読者の皆さまに誤った情報を発信し、大変失礼いたしました。

自動車運送業の担い手不足や人口減少等に伴う輸送需要の減少などが要因となり、特に過疎地域などでは人流・物流サービスを維持することが課題となっている。このような状況下で、一定の条件のもと旅客と荷物を共に運べるよう、現在規制緩和の動きが進んでいる。

2018年1月の佐川急便と鳥取県の包括連携協定をきっかけに検討が始まり、佐川急便と大山町は同町が運行するデマンドバスで宅配便を運ぶ貨客混載事業の開始に至った。今回の事業展開を通じて、宅配事業の生産性向上、地域の交通インフラ活性化を目指す。

この事業では大山町が運行(大山町は有限会社日興タクシーに運行を委託)するデマンドバス「スマイル大山号」の荷室に佐川急便の宅配荷物を積み込み、旅客事業を行わない時間帯などに荷物の配達を行う。

今回計画しているエリアは西伯郡大山町で、乗客利用の比較的少ない時間帯などを活用してデマンドバスの運転手が個別配送するもの。配達業務を終えた後は、佐川急便米子営業所の配送スタッフに不在などの未配達の荷物などを引き渡して業務終了となる。