長崎大と九州工業大 工学系の人材育成促進へ 教育研究で連携協定

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連携協力協定を結んだ長崎大の河野学長(右)と九工大の尾家学長=福岡市中央区、九州経済連合会会議室

 長崎大と九州工業大(北九州市)は18日、工学系を中心に教育・研究や産業界との連携などを共同で進める協定を締結した。双方の教育・研究の質向上を図り、工学系人材の育成を進めて九州の活性化につなげたいとしている。
 対象は▽教育・人材育成・就職活動の相互支援▽共同研究▽産学官連携▽国際連携-の四つ。両大学の技術や研究成果を活用した共同研究、産業界との連携強化に加え、長崎オープンイノベーション拠点を中心とした異分野共同研究、双方の海外拠点を利用した国際研究などを推進する。基礎教育教材の共同作成にも取り組む。就職活動では、来年3月の九工大の企業説明会(約700社参加)に長崎大の学生も参加できるようにする。
 締結式は福岡市で実施。長崎大の河野茂学長は「工学系を中心に協力可能なすべての分野で連携する。医学や水産分野でも連携を進めていきたい」と述べた。九工大の尾家祐二学長は「連携の成果が理解され、九州の国立大の工学系がさらに参加するとうれしい」との考えを示した。同席した九州経済連合会の麻生泰会長は「協定に基づく取り組みと経済界とが相乗効果を生み出すことを期待する」と歓迎した。