ゆったり仙人風呂 川湯温泉に広さ2倍でオープン

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オープンした仙人風呂で一番風呂を楽しむ観光客たち(1日、和歌山県田辺市本宮町川湯で)

 和歌山県田辺市本宮町の川湯温泉で、大塔川の河原から湧き出る温泉を利用した大露天風呂「仙人風呂」が1日オープンした。新型コロナ対策として、「密」を防ぐために風呂の広さを昨年の約2倍に拡大。期間は来年2月末までの予定。

 熊野本宮観光協会と地元の宿泊事業者などでつくる仙人風呂実行委員会の取り組み。36回目となる今年は、横幅約50メートル、奥行き約16メートル、深さ約60センチの露天風呂を造った。

 安全祈願の開湯式が1日あり、地元・祐川寺の丹羽達宗住職(67)が読経したほか、温泉街にある宿泊施設の関係者がお神酒を注いだ。

 例年行っている地元保育園児による一番風呂や餅投げは感染予防のために取りやめたが、早速、入浴を楽しむ観光客もいた。

 小淵誠実行委員長(44)は「『密』を避けながら、多くの方に楽しんでいただけたら」と話していた。

 感染防止対策として、近くの市営駐車場にある更衣室は閉鎖。恒例行事の「新春!仙人風呂かるた大会」と「湯けむり灯籠」も中止する。

 開湯時間は午前7時~午後9時で例年より短縮。天候や川の状態によって入浴できないことがあるほか、コロナ禍の拡大状況によっては閉鎖する場合もある。

 問い合わせは熊野本宮観光協会(0735.42.0735)へ。