「仏手柑」の収穫始まる

かんきつ類、和歌山・田辺

©一般社団法人共同通信社

収穫が始まった「仏手柑」=1日午前、和歌山県田辺市

 ミカン産地の和歌山県田辺市で、かんきつ類の一種で、仏の手を連想させる形の「仏手柑」の収穫が1日までに始まった。茶席の飾りや生け花などに使われ、多くはJAを通じて首都圏や名古屋、大阪などの生花市場に出荷される。

 ミカンの仲間だが丸くなく、実の先が人の指のようにいくつも分かれているのが特徴。中は綿状で食用には向かない。こぶし大から長さ20センチほどのものがあり、日持ちするという。

 栽培農家の泉孝志さん(57)は、今月中旬にかけて約千個を収穫予定で「手に取った人にさまざまな形を楽しんでもらえたらうれしい」と話した。