田辺市で仏手柑の収穫はじまる

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紀南地方のみかん産地のひとつ、田辺市上秋津(かみあきづ)では、柑橘類(かんきつるい)の一種で、仏の手を連想させる形をした「仏手柑(ぶっしゅかん)」の収穫が始まりました。

仏手柑は、みかんの仲間ですが丸くなく、実の先が人の指のようにいくつも分かれているのが特徴で、大きさはこぶし大から長さが20センチほどになるものもあって、日持ちがするということです。ただ、中は綿状で食用には向かないため、形の珍しさから、茶席の飾りや生け花などに使われていて、多くはJAを通じて、首都圏や名古屋、大阪などの花の市場へ出荷されています。

仏手柑を栽培している泉孝志(いずみ・たかし)さん57歳は、今月(12月)中旬にかけておよそ1000個を収穫する予定で「手に取った人に様々な形を楽しんでもらえたら嬉しいです」と話しています。