佐々木蔵之介、地元・京都が舞台の人情ドラマに主演。「うれしさ倍増です!」

ABCテレビでは2021年1月10日から、佐々木蔵之介主演の連続ドラマ「ミヤコが京都にやって来た!」(日曜午後11:55、関西ローカル。テレビ神奈川=1月12日スタート 火曜午後11:00)がスタート。藤野涼子、市川猿之助をはじめ、結木滉星、松本若菜、三林京子なども出演することが分かった。さらに、主題歌をDAIGOが率いるBREAKERZが担当することも決定した。

京都で町医者として穏やかな日々を過ごしていた独身の中年男性のもとに、別れた妻と暮らしていたはずの一人娘が突然やって来る。12年ぶりの再会にぎこちなさを抱える父と娘が、美しい京都の町や人情深い人々との触れ合いを通じて、少しずつ心が通じ合っていくハートウォーミングな人情ドラマだ。

京都出身の佐々木が演じるのは、優しいけれどちょっぴり不器用な父・柿木空吉。そして、映画「ソロモンの偽証」で主演デビュー以降、数々の作品で存在感を発揮する藤野が空吉の娘・京(みやこ)、テレビドラマでの怪演が話題となりバラエティーにも活躍の幅を広げる猿之助が空吉の幼なじみ・淳平を演じる。佐々木と猿之助のが繰り広げる京都弁のユニークな掛け合いも見どころだ。

そして、今作の最大の魅力は、全編オールロケという風光明媚(めいび)な京都の映像美。撮影を担当するのは、映画「のぼうの城」で日本アカデミー賞優秀撮影賞を受賞し、長年京都で活躍するカメラマン・江原祥二氏。脚本は、佐々木と中井貴一のダブル主演で話題を呼んだ映画「嘘八百」シリーズを手がけた京都大学出身・今井雅子氏が手がけ、京都を知り尽くしたスペシャリストたちによる完全オリジナルドラマとなっている。

主演の佐々木は「京都の町並みだけでテレビドラマを撮るのは初めての試み。しかも出てくる場所は、地元出身の僕すら知らない古い名所や進化を続ける京都の新名所! うれしさ倍増です! 僕の演じる柿木空吉はなぜ独り身なのか…? 娘の京はなぜ京都に来たのか…? 温かくて、優しい京都の中にミステリーもあります。ドラマの世界を見て、京都へ行ってみたい…そう思ってもらえたらうれしいです。今日も空吉は、京都の町を自転車で忙しく、駆け回っているはずです」と出身地が舞台のドラマへの出演を喜んでいる。

藤野は「蔵之介さんとは2度目の父娘役です。一緒にご飯を食べたり…親子げんかをしたり…現代っ子の京を等身大で演じました。人生初の髪染めにも挑戦(しかも青色!?)秋の京都に魅せられた京のスマートフォンは、絶景写真でいっぱいです! 美しい京都を舞台にしたリアルな親子物語…家族で楽しんでご覧ください」と役どころに触れつつ、見どころをアピール。

猿之助は「母親が京都出身で、小さい頃から慣れ親しんだ町や実在するお店を舞台にした、ぜいたくな作品に参加できて光栄です。さらに京都を知り尽くした撮影所のスタッフたちに囲まれ、仕上がりも大いに楽しみです! 心だけではなく、目で楽しむ物語…ご期待ください」とコメントし、自身も放送が楽しみな様子。

そして、主題歌を担当するDAIGOは「BREAKERZとして初めての連続ドラマの主題歌! 光栄です! 父と娘を題材にしたドラマで、僕も今年、娘が産まれ、父となり、これはタイムリー過ぎて、まさに運命だと思いました。そして、こういう機会をいただき、父から娘に贈る曲を書いてみようという発想に至りました。今の自分の思いと、台本を読み、佐々木蔵之介さんを想像し、ドラマに感化され書いた曲です。『I love my daughter』今どき珍しい“MS(娘ソング)”。ぜひ、お楽しみに」とおなじみのDAI語でアピールした。

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