威圧的な言動 赤磐市議が辞職 職員に怒鳴り「便入り」投げつけ

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赤磐市役所

 赤磐市議会の行本恭庸市議(73)は1日、検診に訪れた市施設の職員に対する威圧的な言動の責任を取るとして、金谷文則議長に同日付で辞職願を提出した。市議会は開会中の12月定例会本会議で辞職を許可した。

 行本市議は11月4日、検診で熊山保健福祉総合センター(同市松木)を訪れた際、マスクの着用を求めた職員に「この若造が」などと怒鳴り、便の入った検体袋を近くの机に投げつけたとされる。市は市議会にしかるべき措置を求めていた。

 「一身上の都合」を理由に辞職した行本市議は取材に「私の言動や態度を深く反省している。世間をお騒がせして申し訳ない」と陳謝。「市民の負託を受けている議員として、責任を取るには一日も早い辞職が必要だと思った」と述べた。

 行本市議を巡っては今年9月、市役所の清掃員に高圧的な言葉を浴びせたとして、議員辞職勧告決議案が可決されている。

 行本市議は旧熊山町議を経て、新市発足に伴う2005年の市議選に出馬、落選した。09年に初当選し、3期目。今任期の満了日は来年4月16日で、同3月28日投票の次回市議選には「出馬しない」としている。