州知事がトランプ氏の着信無視?アリゾナでバイデン氏の勝利認定

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30日、アリゾナ州はバイデン氏の勝利を認定した。民主党の候補者が勝利するのは、過去70年で2人目。投票数は約340万票で、得票差はわずか10,457票(0.3%)だった。

認定にあたり、共和党のダグ・デューシー知事は「私がとても自慢してきたように、システムは強固だ」と述べ、「思い返せば、選挙日の投票を止めようという話があり、キャンセルしようという提案もあった。でもアリゾナで、われわれはノーサンキューだと宣言した。ここはアメリカだ。1人の有権者も投票権を剥奪されてはならない。選挙職員の皆様の懸命な努力のおかげで、選挙日を維持することができた」と語った。

デューシー知事は、トランプ支持で知られ、7月にはトランプ氏と直接電話ができると述べるなど、個人的に親しい関係であることをアピール。大統領と副大統領からの電話を識別できるよう、着信音を「Hail to the Chief(大統領万歳)」にしていると明かしていた。

ホワイトハウスからの着信を拒否!?

デューシー知事が認定の書類に署名を行なっている最中、先の「Hail to the Chief」が鳴る場面があった。しかし胸ポケットから携帯電話を取り出したデューシー氏は、音を消去。机に置いて、何事もなかったように作業を続けた。

↓音を大きくしてお聴きください。

トランプ陣営、州議会議員に選挙不正訴え

この日に合わせて、共和党のアリゾナ州議会議員らとトランプ陣営の弁護士は、フェニックスにあるホテルで選挙不正に関する会合を開催。議員らは、陣営の主張に加え、目撃者の証言に耳を傾けた。イベントについて、ジュリアーニ氏は公聴会と称しているものの、州議会上・下両院のトップは公式なものとして認めなかった。

いまだに敗北を認めていないトランプ氏もツイートで、認定を進めるデューシー知事を批判した。

「たった今、不正投票に関するたくさんのひどいことが公聴会で明らかになろうとしているのに、なぜ民主党の大統領を認定するのを急ぐんだ。」

デューシー知事は同日夜、ツイートを連投し、アリゾナ州では全国で最も厳しい選挙法を採用していると、安全性について強調。選挙結果に対する異議がある場合、裁判所で5日間の受付期間があるとし、「結果に異議を唱えたいのならば、今がそのときだ。あなたの申し立てを提出せよ」と投稿した。