熊本市の事業所でクラスター 新型コロナ 県内、新たに18人感染

©株式会社熊本日日新聞社

 熊本市は1日、東区の製造業の小規模事業所内で、従業員5人の新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。クラスターは県で15例目、同市で11例目。

 市によると、事業所は経営者と従業員10人が勤務。市は11月22~27日に30~70代の5人(男4、女1)の感染を確認した。最初に感染が判明した30代の男性は7日、クラスターが発生した北区の焼き鳥店とスナックを訪れていた。事業所はドアや窓を開けていたが、従業員のマスク着用を徹底していなかった。従業員らを全員把握できており、事業所名は公表しない。

 また、県と同市は1日、新たに18人(熊本市8、玉名市6、合志市1、阿蘇市1、東京都1、神奈川県1)の感染を確認したと発表した。県内での感染者は計1040人(うち熊本市539人)となった。

 阿蘇市の60代の男性は、クラスターが発生した同市の阿蘇やまなみ病院の入院患者。病院のクラスターは31人(入院患者29、職員2)となった。

 玉名市の40~70代の男女4人と神奈川県の70代女性は親族で、有明保健所管内で会食していた。玉名市の80代女性は、先に感染が判明した同市の80代男性の濃厚接触者。熊本市の8人は20~60代の男女。東京都の20代男性は出張で来熊した。

 1日午前10時時点の入院患者数は前日比8人減の59人(重症7、中等症6、軽症38、無症状8)。病床稼働率は2・0ポイント減の14・8%。ホテル宿泊療養は2人増の11人。(潮崎知博、高宗亮輔)