私募債収益一部を寄付 宮銀、県内外の6団体に

 宮崎銀行は1日、企業のSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを応援する「みやぎんSDGs応援私募債(愛称With未来)」引き受け手数料の一部を活用し、県内外の団体に金銭を寄付したと発表した。
 3月に制定した「みやぎんSDGs宣言」の一環で、6月に取り扱いを開始。寄付は年2回に分け、同行が指定した県内外の7団体に贈る。初回は9月までに引き受けた本県と鹿児島県の13社の私募債が対象で、引き受け総額は計10億5千万円となった。
 贈呈したのは、県や県共同募金会、日本赤十字社県支部など6団体。このうち4団体を同行地方創生部の小森園隆治部長が訪れ「SDGsの取り組みに役立ててほしい」と目録を手渡した。
 同行は「企業の取り組みをPRすることで、さらにSDGsを普及させていきたい」としている。

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