野母崎の魅力“再発信” 「Nomon長崎」「のもん湯」2021年4月オープン

軍艦島望む 宿泊・温浴施設

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入浴施設「天然炭酸温泉のもん湯」の完成予定図(大成不動産システム提供)

 長崎市野母町の旧温泉・宿泊施設「野母崎炭酸温泉Alega(アレガ)軍艦島」の土地建物について、市から無償譲渡を受けていた宿泊業「大成不動産システム」(葉山1丁目)は11月30日、旧施設をリニューアルし、宿泊施設「オーシャンリゾートNomon長崎」と温浴施設「天然炭酸温泉のもん湯」として来年4月にオープンすると発表した。
 2001年に開業した旧施設については、利用者数の減少などを理由に市が民間売却を決めていたが、売却先が決まらず無償譲渡に方針変更。審査を経て7月に同社が土地建物を譲り受け、10月中旬から改装工事を始めた。
 同社は佐賀県嬉野市で温泉宿泊施設やレストランなどを運営。1階の温浴施設は来年4月1日に、2階と3階の宿泊施設は4月14日にそれぞれオープンする。宿泊施設はスイートルーム2部屋を含む計17部屋。全部屋で端島(軍艦島)を望むことができるほか、野母崎地区産の魚や野菜を使った食事を味わえるという。
 同社によると、利用者向けに軍艦島周遊プランのほか、サイクリング、マリンスポーツなど各種アクティビティーも計画中。同社営業・企画課の安達考紀課長は「野母崎の魅力はまだまだ眠っている。それを再発見し、(施設を通して)皆さんに伝えていきたい」と話した。

宿泊施設「オーシャンリゾートNomon長崎」のスイートルームの完成予定図(大成不動産システム提供)