10月電力需要3.5%減 北電送配電 前年比、減少率が縮小

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 北陸電力送配電がまとめた10月の北陸エリアの電力需要実績は、前年同期比3・5%減の20・2億キロワット時となった。前年より気温が低かったため、家庭用を中心に冷房需要が減ったことなどが影響した。新型コロナ禍に伴う経済活動の減速で電力需要は前年を下回る状況が続くが、減少率は7月の8・9%をピークに縮小傾向にある。

 用途別の電力量は、家庭用が2・0%減の5・8億キロワット時、商業施設やオフィスビルなどの業務用が3・9%減の3・5億キロワット時、工場などの産業用が4・1%減の10・9億キロワット時だった。同社によると、業務用はコロナ禍による休業や時短営業の影響が出たとみられ、産業用は工場の稼働が一時ストップするなどしたため、需要が減退したと推測される。

 今年度の累計は5・1%減の147・4億キロワット時となった。先行きについて同社担当者は、気温やコロナの感染状況に左右されるとし、「今後の動向を注視していきたい」と話した。