長崎地方気象台は1日、長崎市で初霜と初氷を観測したと発表した。雲仙岳では今季初の氷点下となるマイナス0.7度を観測するなど、県内11地点で今季一番の冷え込みとなった。
同気象台によると、初霜の観測は平年より9日、昨年より7日早く、初氷は平年より20日、昨年より31日早い。
九州北部に強い寒気が流れ込み、30日夜から1日朝にかけて晴れたため、内陸部を中心に放射冷却が強まった。最低気温は南島原市口之津2.9度、大村3.1度、長崎3.9度、松浦4.0度、佐世保4.5度など。各地で12月下旬~1月中旬並みの気温となった。
長崎市で初霜、初氷 雲仙岳では今季初の氷点下
- Published
- 2020/12/02 09:51 (JST)
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