V・ファーレン長崎 アウェー京都戦 残り5試合、勝敗の重み大

 明治安田J2第38節は2日、各地で計11試合が行われる。20勝10分け7敗(勝ち点70)の3位V・ファーレン長崎は午後7時から、アウェーで14勝10分け13敗(同52)の10位京都と対戦する。
 リーグ戦も5試合を残すのみ。V長崎は2位福岡と勝ち点3差の好位置につけている。得失点差で優位に立っているため1試合で立場を逆転する可能性がある一方、負けはそのまま致命傷になりかねない。攻守の要、カイオセザールは「プレッシャーがかかった状態でプレーできる楽しさがある」と前向きな言葉でチームを奮い立たせる。
 京都はリーグトップの22ゴールを挙げているウタカなど個々の能力は高いが、直近5戦は1勝2分け2敗と苦戦中。V長崎は初めて足を踏み入れる新スタジアムでの試合という点にも神経をとがらせており、手倉森監督は「宿舎までが遠かったりするので、ピッチに入るまでのマネジメントが大事になる」と念入りに準備を進めている。


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